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ICOとは?

ICOってなんだろう?

 昨年(2017)は、いろんな仮想通貨(注:正確には「暗号通貨」)のにわか専門家が突然いっぱい出てきて「2018年は仮想通貨元年」と一斉に唱え始めました。
たしかに私も、2016年11月頃に仮想通貨というものを知り、ビットコインをはじめて購入しました。

 このときの1BTCは確かおよそ¥85,000だったと記憶している。それが(2017.12)なんと、200万円を軽く超え、てしまったのだから驚きとともに、こんなに儲かってしまった。
というのが正直な感想でした。

そこから、いろいろな仮想通貨に興味を持ち調べていきました。勉強すればするほど仮想通貨の魅力に取りつかれ、いくつかのブログにも載せるようになりました。また、仮想通貨(暗号通貨)のICOにも興味を持ち、ICOを知ることが、どこの証券会社の株やFX投資よりも儲けることもを実感するに至りました。

ICOって何?

皆さんは上場会社って聞いたことありますよね。一般的に、会社を起こして、世間的にも名前が通会社に育ってきて、これからより大きな事業を展開しようとするとき、大きな資金が必要になってきますよね。そこで、会社を株式⇒「上場」することにより、一気に日本中にPRすることができ会社の「株」を多くの人に発行することで多くの投資家から資金を調達することができる。これをIPOと言います。

正確には「Initial Public Offering」の略で、上場していない会社が、新しく株式を証券取引所に上場し、投資家に株式を取得させることを言います。 この新しく発行したり、今まで株主が持っていた株式を売ることで資金を得る方法のことをです。

ではICOとはなにか、暗号通貨(仮想通貨)の経済活動におけるIPOと同じようなもので、「株式」を「コイン(暗号通貨・仮想通貨)」に置き換えればわかりやすいと思います。

ICOとは(Initial Coin Offering)の略であり、企業やプロジェクトが自らのトークンやコインを発行し資金調達を行うプロセスであり。そのコインが暗号通貨取引所POLONIEX(ポロニエックス)、BITTREX(ビットレックス)、COINCHECK(コインチェック)に上場されることである。

ICOに成功して大きく飛躍する仮想通貨は?

では、株式会社と同じようにプロジェクトがICOによって資金を調達して、大きな事業を展開するためには何が何でも、ICOを成功させなければなりません。ではそのICOに成功するためには、世間の投資家の目をむけ、投資家から資金を集めるためには何が必要なのでしょうか。
ICOは次のような段階を踏んで最終的に暗号通貨取引所に上場することができます。

1

魅力あるプロジェクトの計画とその告示

投資家から資金を調達させるためには、いかにそのプロジェクトが他の仮想通貨にない魅力的な設計を行い、世界の投資家から賛同を得るのか、それらを告示する必要がある。

もちろん、資金を集めるだけのプロジェクトも世間にはいくつもあるようなので、大きな注意を払う必要がある。ICOであればなんでもかんでも飛びつくことがないようにしたいものです。

「他のcoinにはない差別化できる構想を持ったプロジェクト」・・・例えば、いま一番人気の仮想通貨のトップ、基軸通貨となっているビットコインの弱点をつけるような構想を持った仮想通貨になればそれだけでも大化けする。

2

仮想通貨の特性と優位性

仮想通貨によるICOの場合、ほとんどがBitCoinを基軸通貨とした、アルトコインとなるので「安全性(セキュリティー)」と「迅速性(スピード)」「汎用性」が重要視される。
セキュリティーはもちろん、自分の財産であるコインを誰かに知らぬ間に盗まれるということはないか。スピードはコインを送受信するのに要する時間、汎用性は将来的に銀行やコンビニのATMがどこにでも設置され、通貨と交換できるかどうか。などが問われる。

「投資目的だけではなく本当に使えるコインか?」・・・誰もが使いたくなる、欲しくなる暗号通貨なのか。世界に人々がスマホにウォレットをいれて今までの法定通貨と同じような感覚で使えるようにならなければいけない。

3

広報活動

暗号通貨のICOを仕掛ける企業はほとんどの場合無名の会社が多い(例外:HyundaiDacは韓国の大財閥現代が手がける)ので知名度が低い分いかに広報的に世界に知らしめることができる企業か。
あるいは、広報活動に秀でた人材をつかって広めることができるか。

「暗号通貨が世界に広まるのか。」・・・どんなに安全性や迅速性、汎用性をアピールしてもそれらが世間に広まって浸透しなければ意味がない。

4

暗号通貨取引所への上場⇒実需が見込めるか?

指定した期日に暗号通貨取引所での売買が可能となるように上場をもって一応のICOは完了。ただし、上場はしたが、世間からの需要がなくプレセールでの価格を下回るなんてことがなく、数倍から何十、何百倍と価値が上がってこそ成功と言える。

時々、暗号通貨をプレセールの段階で上場したら何十倍にしますといって販売している企業があるが、価格は何十倍になったけど、価値は半分になってしまった。なんてことがないようにしなければいけない。

「上場後の価値があがるのか。」・・・一般的な市場経済と同じで、その暗号通貨を欲しがる人々が多くなればなるほどその価値は上昇していくが、需要がなければ下がっていくのが必然。

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