仮想通貨ってなに?
わたしが仮想通貨を知ったのは2016年「ビットコイン(Bitcoin)」→「リップル(Ripple)」→「カルダノエイダコイン(CardanoADA)」の流れで仮想通貨とは何かを学習していきました。
今のように投資という考えではなく、あくまで仮想通貨(暗号通貨)という、いずれ法定通貨に取って代わるかもしれない、そんなブロックチェーン技術を利用した電子マネーのようなもので、そのポイントを個人に送ったりまたそのポイントを法定通貨に自由に交換することができる 「Tポイントカード」 が進化したようなものでこれを「仮想通貨」とよんでいるのかなと言うぐらいの認識でしかありませんでした。
それが、今のように仮想通貨を売買することによって莫大な財産を築くことができる案件になるとは想像もしなかったことでした。
仮想通貨について詳しくはこちら
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2018年は仮想通貨元年でしたか?
2017年は日本人の多くの人達が仮想通貨投資で成功し「億り人」と呼ばれる人々を生み出しました。2018年もいろんな仮想通貨が※ICOを実施して新しく参入する投資家から資金を集め取引所に上場した年でした。
投資家は、仮想通貨の運営者がどのようなプロジェクトを掲げて※ICOを実施しているのか、運営が発行するホワイトペーパーなどを見て、それらのプロジェクトに賛同して※ICOに参加することが肝要なのですが、どれだけの人たちが参加しようとする仮想通貨のプロジェクトを調べ上げて参加したのだろうか甚だ疑問である。
株式の上場では殆どの場合上場していなくても実体のある会社が規模を拡大するために広く資金を調達するために※IPOを実施しますので、その時点である程度世間に認知されている中堅の企業がほとんどに対して、仮想通貨はそれとは根本的に違っていて、まだ、実体のないホワイトペーパーに書かれているだけのプロジェクトに対して資金を提供するのですから、アフィリエイト目的のユーチューバーやインフルエンサーだけの動画やランディングページだけに頼っていては正体を見抜くことはできません。
ICOについての詳細はこちら
2018年に、2017年末のADAの如く数ヶ月で850倍になるなんていう夢を描いて仮想通貨のICOに参加した人たちの多くが、「騙された」「詐欺コイン」などと目先のチャートに一喜一憂して騒いでいるのを見るにつけ、なぜ、ホワイトペーパーに書かれているように4.5年先の実需を待てないのだろうかと思ってしまう。
2018年は殆どの自称仮想通貨専門家が言うように「仮想通貨元年」とはならなかったのは皆さんのご存知の通りです。その大きな要因は?
大きな要因
●6/22 ビットフライヤー(bitflyer)金融庁よりマネーロンダリング対策などの管理体制に問題ありと指摘される。新規顧客受け入れを自主的に停止。
●6/22 ザイフ(Zaif)も業務改善命令を受ける。
●9/17 ザイフ(Zaif) 計70億円相当のビットコイン、ビットコインキャッシュとモナコインなどの仮想通貨がハッキングされ流出。
よくもまー、大事な1年でこれだけの大きな事件がよくあったものです。こんなさなかに上場したノアコイン(NOAHCOIN)などは一時期10倍の値をつけ数週間は5倍前後を維持したもののそれからは下がり続けておりICO組でガチホしている者にとってはつらい日々が続いている。
用語について
ICOとは?
IPOとは?
今後の仮想通貨は実需があるかどうかが問われる。
先にも書きましたが、仮想通貨のICOに乗り遅れまいと我先に参加した人たちにとって、2018年は本当に大変な年でした。
でもここでよく考えてほしいのは、それらの仮想通貨のチャートだけを見て一喜一憂して少しでも下がれば売ってしまい、また、少しでも上がれば買い増しをしてデイトレードのごとく神経をすり減らしている方が何と多いことか。
上場してすぐに何百倍まで跳ね上がった仮想通貨もありますが、ホワイトペーパーに書かれているプロジェクトの進捗状況を見て確実に実需を伴う方向に進んでいるかどうかを見極めてどっしりと構えていてほしいと思います。もちろん、投機目的で参加している方がほとんどだからチャートに一喜一憂して売買を繰り返すのも別にありだとは思いますが、それならそれで、ノアコインの場合などは初値は10倍をつけそれから4、5倍の期間が数週間続いたのだから、半分でもそのときに売っていれば十分に原資は回収できたはずなのだから自分の投資センスがなかったということで諦めるしかないのではないでしょうか?
プロジェクトに実需があるかどうか。